古紙銘柄説明

*古紙買取価格へ戻る

古紙銘柄は、古紙業界の専門用語となっており、一般化しておりません。

その為に、ここでは銘柄を一般のお客様にも分かりやすく説明しています。

古紙の卸メーカーや回収業者によって、銘柄名は違い、同じ名称でも違う古紙の場合もあります。

印刷状態が無地のものは、印刷されていない紙、汚れていない紙のものに限ります。

■買取銘柄
上白
読み:じょうはく
印刷状態:無地
白色ツヤなしの上質紙です

罫白
読み:けいはく
印刷状態:△
青罫・トンボ印刷のある白色上質紙です
十字とも言われます
断裁用に記された記号や罫線のみ印刷された古紙です

白アート
読み:しろあーと
印刷状態:無地
白色ツヤありの上質紙でアートと呼ばれます
ツヤ加工が無いと上白になります

特白
読み:とくはく
印刷状態:無地
白色の中質紙、クリーム色上質紙です


上見当
読み:じょうけんとう
別名:ケント
印刷のあるアート紙です。

余丁
読み:あまちょう
印刷のある大型紙です。まったく断裁されていないものです。


上見当(B罫白
読み:じょうけんとうびーけいはく
別名:ケントB
メイン銘柄の1つです。
印刷のある(青罫・トンボ含)クリーム色上質の裁落、印刷のあるオフィス用紙(上質再生紙)、一般雑誌、書籍(表紙がPP加工されていないもの)などです。
雑誌と区別が付きにくいのですが、上質紙の場合やホッチキスなどの加工がされていないものは、上見当になる場合が多いです


ワンプ
読み:わんぷ
紙の包装紙
ロウ加工された主に茶色の古紙です。
製紙が包まれていたり、食品加工業などで利用されています。

切茶
読み:きりちゃ
茶封筒製造時の裁落です。「切り落とした茶色い紙」の省略と思われる名称です。クラフトとも言われます。

台紙
読み:だいし
台紙や厚紙です。パレットに敷いたり、養生や保護に利用されている古紙です。

新聞
読み:しんぶん
新聞紙です。新聞とともに配達されるチラシは、紙によって雑誌や上見当Bの扱いです。新聞のみに仕分けされていると、リサイクル効率が良くなります。

雑誌
読み:ざっし
メイン銘柄の1つです。
コミック雑誌、加工された一般雑誌や書籍(糊・ホッチキス・表紙のみPP加工OK)、チラシなど下質紙の古紙全般、カーボン紙です。
雑古紙とも呼ばれ、多くの銘柄の古紙が混ざったりしている場合は、雑誌扱いとなる事が多いです。

ダンボール
読み:だんぼーる
ダンボールですが、印刷のある加工されている封筒も含みます。


■処分銘柄
ゴールド
読み:ごーるど
金色の金属インクを使い印刷されている古紙です。
金属インクは、リサイクル工程で古紙を溶かす機械のパルパーを詰まらせます。その為にリサイクルは出来ません。(完全にゴミです)
紙の一部分でも印刷されていれば、ゴールドに該当します。
菓子や薬品パッケージ、祝儀袋などに使われる事が多いです。


シルバー
読み:しるばー
ゴールドと同様で、銀色の金属インクを使い印刷されている古紙です。

PP
読み:ぴーぴー
ポリプロピレン加工されたもので、いわゆるラミネートされた古紙です。
雑誌や書籍・カタログの表紙や、写真などで使われます。
紙の劣化防止や防水に役立ちますが、その素材はビニールやプラスチックなので、リサイクル工程で古紙を溶かす機械のパルパーを詰まらせます。
その為に除去の為の費用が過剰に掛かるリサイクルとなります。
古紙メーカーによっては、産廃扱いとなります。

TOP(0)

© 2005-2009 Takabe Sigyo